薬袋にQRコードを張り付けておき、iPhoneアプリでQRコードを読み取ります。
服薬対象者に渡す前に、服薬対象者の名札や食券などのQRコードを読み取り、QRコードが一致した場合、正しい投薬対象者であることを通知します。
不一致の場合、警告音と音声メッセージ、バイブレーション等で投薬対象者が間違っていることを知らせます。
お使いのiPhoneで利用可能なので、専用ハードウェアは不要です。
QRコードの内容は01から99までの二桁の数字と服薬対象者の名前(ひらがな)で構成されます。
二桁の数字は、例えば服薬対象者のQRコードには01を、薬袋のQRコードには02を割り当てます。
二桁の数字をQRコードを張り付ける対象毎に変えておくことで、読み取り対象の間違いを検出することができるようになります。
分包機で印字されたQRコードの情報を知ることができれば、薬包に印字されたQRコードを読み取りが可能です。
一般的に、分包機で印字されたQRコードには、服薬対象者を特定するID情報(数字の羅列)や服薬対象日、服薬タイミング(昼食食前、夕食食後など)の情報がテキスト情報として含まれています。
これらの情報を誤薬チェッカーProに設定することで、分包機で印字されたQRコードを読み取ることが可能となります。
誤薬チェッカーProは、これらの情報を用いて誤薬防止の精度を上げることができます。
服薬対象者のID情報 : 服薬対象者の間違いを検出
服薬対象日 : 服薬対象日の間違いを検出
服薬タイミング : 服薬時刻の間違いを検出
QRコードによる配食管理も可能です。
対象者のQRコードだけでなく、糖尿病食や高血圧食などの配食種別による管理も可能です。
配食対象者と食事種別のデータを用意して頂くと、食事種別での判定をすることができます。
これにより配膳食に張り付けるQRコードは食事種別の数だけですみます。
QRコード読み取り時に服薬対象者の写真を表示することができます。
端末毎にカメラで写真を取ることもできますが、端末の台数が多い場合は、作業の手間がかかる為、サーバに接続し、写真データをダウンロードすることができます。
写真データの管理の為にお客様が用意したPC(サーバ)やインターネット上のサーバにアクセスすることができます。 誤薬チェッカーは以下の3種類のサーバアクセスに対応しています。
セキュリティの観点から施設内の端末をインターネットに接続したくない場合があります。 そのような場合は、施設内で閉じたネットワーク内でアクセスできるWindowsパソコンをサーバとして利用可能です。 Windowsパソコンで写真を保存しているフォルダを共有設定することで誤薬チェッカーからアクセスすることができます。
施設内にネットワーク環境がない場合、アイトシステムが用意したクラウドサーバが利用可能です。
介護施設でレンタルサーバ事業者を介してホームページの開設を行なっている場合、レンタルサーバ事業者のSSH(SCP)サーバが使える場合があります。 そのような場合、SSH(SCP)サーバを誤薬チェッカーのサーバとして利用可能です。