『介護のケアシル』は高齢者宅に置かれる本体装置とクラウドシステムから構成されます。
本体装置には各種センサと押しボタンが搭載されており、高齢者の24時間365日の見守りを行います。
本体装置のセンサ情報やボタン押下情報は、インターネットを介してケアシルクラウドサーバに送信され、高齢者の健康状態や生活状況の解析を行います。
離れて暮らす家族や介護者は、電子メールやクラウドへアクセスすることで、要支援・要介護者の日々の生活状況の確認が簡単に行えます。
おはようボタン | 起床時に押すボタンです。家族や介護者は毎日の起床時刻を確認することができます。 |
お薬ボタン | お薬を服薬時に押すボタンです。家族や介護者はボタン押下情報を知ることで、飲み忘れが無いか確認することができます。 |
ご飯ボタン | 食後に押すボタンです。朝ご飯、昼ご飯、夜ご飯の3つのボタンがあります。 |
これらセンサ情報と、ボタンの押下情報はクラウドシステムに蓄積され、高齢者様の生活リズムの解析を行います。
又、ボタン押下のタイミングで家族や介護者にメールを送信することもできます。
家族や介護者は離れて暮らす高齢者の生活の状況をリアルタイムで確認することができます。
クラウドシステムのデータは本人はもちろんのこと、家族様や協力者様がパソコンやスマフォを用いていつでもどこからでもアクセスが可能です。
家族や介護者への連絡としてボタンモジュールの押しボタンを押して頂きます。
押しボタンには『お早うボタン』、『お薬ボタン』、『朝/昼/夜ご飯ボタン』があります。
設定された時間になると各ボタンのLEDが点滅し、ボタンの押下を促します。
一定時間経過後、LEDが点滅状態でボタンが押されないと、音声によるボタン押下促しメッセージが出力されます。
音声メッセージは人感センサに反応があった時に出力されます。無人の状態で音声メッセージが流れることはありません。
ボタンを押すことでボタン押下情報がクラウドサーバに送信され、介護者や家族はクラウド情報を確認することで押下時間や押し忘れや押し間違いといったボタン押下情報を確認することができます。
又、ボタン押下のタイミングで介護者や家族にメール送信やLINEへの通知を行うことが可能です。
ボタン押下の有効/無効、LEDの点滅や音声メッセージの開始時間、終了時間等はライフスタイルに応じて自由に変更可能です。
外出時、外出ボタンを押して頂きます。外出ボタンを押すと、外出モードとなり見守り状態が一時停止します。(*)
外出ボタン押下のタイミングで、家族や介護者にメール送信やLINE通知を行うことが可能です。
家族や介護者は、訪問先の高齢者が在宅しているかどうかがリアルタイムに確認することができ、訪問したのに不在だったといった失敗を防ぐことができます。
浴室やトイレは急激な温度差によるヒートショックを引き起こしやすく、血圧の急上昇によって、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞が引き起こされる場合がります。
高齢者のヒートショックによる死亡者数は、交通事故での死亡者数よりも多くなっており、特に注意が必要です。
センサモジュールを浴室やトイレといった屋内の危険な場所に設置することにより、高齢者の見守りを行うことが可能です。
センサモジュールは設定された時間でのドアの開閉が検知されないと介護者や家族に連絡を行います。