『見守りプラス認知のアイシル』は高齢者宅に置かれる本体装置とボタンモジュール及びクラウドシステムから構成されます。
本体装置には各種センサが搭載されており、高齢者の24時間365日の見守りを行うと共にクラウドシステムにデータを蓄積します。
本体装置に接続されるボタンモジュールの押しボタンを日常の決まり事として押して頂きます。
おはようボタン | 起床時に押すボタンです。 |
お薬ボタン | お薬を服薬時に押すボタンです。 |
ご飯ボタン | 食後に押すボタンです。朝ご飯、昼ご飯、夜ご飯の3つのボタンがあります。 |
これらセンサ情報と、ボタンの押下情報はクラウドシステムに蓄積され、高齢者様の生活リズムの解析を行います。
又、現在のデータと過去のデータと比較を行うことで、生活状況の変化を見つけ出し、認知機能低下の早期の気づきにつなげます。
「認知症初期段階見極めシステム」(特許第59129521)として特許取得済です。
クラウドシステムのデータは本人はもちろんのこと、家族様や協力者様がパソコンやスマフォを用いていつでもどこからでもアクセスが可能です。
日常の決まり事としてボタンモジュールの押しボタンを押して頂きます。 押しボタンには『お早うボタン』、『お薬ボタン』、『朝/昼/夜ご飯ボタン』があります。
設定された時間になると各ボタンのLEDが点滅し、ボタンの押下を促します。
一定時間経過後、LEDが点滅状態でボタンが押されないと、音声によるボタン押下促しメッセージが出力されます。
音声メッセージは人感センサに反応があった時に出力されます。無人の状態で音声メッセージが流れることはありません。
ボタンを押すことでボタン押下情報がクラウドサーバに送信されます。
LED点滅中に押されたのか、ボタン押下促しメッセージによってボタンが押されたのか、ボタン押下促しメッセージを無視してボタンが押されなかったのか、或いはボタンの2度押しがあったか、押し間違いがあったか等の結果がクラウドサーバにデータとして蓄積されます。
ボタン押下の有効/無効、LEDの点滅や音声メッセージの開始時間、終了時間等はライフスタイルに応じて自由に変更可能です。
外出時、外出ボタンを押して頂きます。外出ボタンを押すと、外出モードとなり見守り状態が一時停止します。(*)
認知症が進行すると、引きこもり等の症状が現れる場合があります。
外出ボタンの押下状況は認知機能低下の一つの要素となります。
本体に搭載された人感センサは、見守りを行うだけでなく、利用者様の活動量を計測します。 アイシルは人感センサの時間軸での変化と変化の大きさを基に生活状況の解析を行います。 人感センサの反応時間が長時間続いた場合、一見活動量が多いと思いがちですが、一つの人感センサでの長時間の反応は引きこもり状態を示しています。 又、時間単位の変化量が大きい場合は、活動量が大きいと言えます。このように人感センサからのデータは認知機能低下の気づきの重要な要素となります。